研究テーマに関して †
- まずは担任から配られた卒業研究配属の資料をよく読んでください。
- 研究室のページに、過去の卒論や修論のタイトル一覧があります。また論文等のリストにも対外発表の題目があるので、どのようなテーマに取り組んで来たかわかると思います。
何が身につく? †
- 発表・表現の技術(日本語の能力)
- 道具としての日本語は、考える力・人に伝える力の2つを大きく左右します。
そこで、毎週のゼミや各種の発表会を通じて、文章作成やプレゼンテーション能力をゴリゴリ磨きます。
英語力もプログラミング能力もその人の日本語能力を超えることはないので、まず日本語を鍛えます。
くわえて、質疑応答での的確な返答のしかたについても、毎回のゼミできっちり練習します。
- プログラミング技術(C言語, Objective-C等)
- どのテーマでもかなりの規模のプログラムの作成が必須なので、
1つ以上のプログラミング言語に詳しくなります(というか、プログラミング能力で研究の進行速度が決まってしまいます)。
したがって、将来SEやプログラマ(ソフトウェア技術者)を目指す人に向いています。
開発環境はmacOSとiOS (Xcode)で、リアルタイム処理が重要な学習支援やIoT関連のテーマではメディア処理が効率的なOpen Frameworksも利用します。
研究室(E2-510)・別室(N5-310) †
2019年度は大学院生9 + 4年生5 + 研究生1名 = 14名が在籍しています。
2020年度も、院生9名 + 4年生で14名程度と大き目の見込みです。
研究ゼミやコンパなどは乾研・矢内研と合同で行うことがあります。
学生のサポート用に、メンバ限定で研究資料・スケジュール等の共有を行う研究室ウィキを運用しています(2019年末で合計26000ページ以上)。
過去の先輩達の研究資料を簡単に探せるほか、研究日誌をつけることで自分の考えがより明確になります。
2020年度は、次の2種類のゼミを実施する予定です。
- 研究ゼミ
- 各自の研究の進行状況について発表します(参加は毎週、自分の発表は3週間ごと)。
- ゲームゼミ
- Macの開発環境のObjective-C言語で2次元のRPGを作りながら実践的プログラミングを学びます。
大学院進学を歓迎します †
院生の最大数は特に定めていません。
熱意ある学生であれば別研究室からの移籍も受け入れますが(過去の実績:7名)、その場合には卒論配属前にまず相談してください。
- 梅津研の院生には、国際会議で1回以上の対外発表(in 英語)を義務付けています。
- また、水戸キャンパスで行われるISCIでも発表します。
近年の研究室OB・OGの進路 †
- 日立製作所 x3、キヤノン x2、KDDI、スミセイ情報システム、NEC、野村総研、コニカミノルタ、三菱電機 インフォメーションシステムズ(MDIS) x2、東京ガスiネット、日立オートモティブ、サミー、NRIシステムテクノ、ユニキャスト、アクモス x2、県警察、本学や他大学の大学院など