Updated on 2016-01-08 (金) 12:52:32 (683d)

研究テーマ

研究の基本的な方向性として「人間とコンピュータの関わり方」(ヒューマンインタフェース)を考えています。 人間が外界から得る情報のほとんどは視覚聴覚からなので、その2種類をコンピュータで効率的に利用する方法を研究しています。

近年、知能システム工学科ではロボット関連の研究室が人気を集めていますが、その観点からはロボットの目と耳に焦点を絞って研究しているともいえます。

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スケッチを描いて似ている画像を探す
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鍵盤を弾くと該当する曲を探す
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Photomosaicによる「最後の晩餐」
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断面形状が類似する土器の検索

画像処理とCG

画像処理に関しては、スケッチによる類似画像検索、色と言葉のつながりの可視化(左図)、画像処理技術の考古学への応用、工場製品の欠陥検出アルゴリズム(企業と共同)等について研究しています。昨年から、室内用移動ロボット(Pepper)のための、画像を用いた自己位置推定アルゴリズムについて企業と共同研究を始めました。

音楽情報処理

鍵盤を弾いて曲を瞬時に探し出すシステムや、楽曲のコード (和音) 進行を CG で可視化して分析する方法などに取り組んでいます。

卒業研究のテーマ例

2016 年度の具体的な卒論テーマは未確定ですが、たとえば下記 のようなテーマを考えています。興味を持った人は、ぜひ研究室(E2-510)に見学・質問に来てください。

  1. 楽曲のメドレーの自動生成
    • 楽曲の構造を分析して、複数の曲の 切り替わりを意識させず滑らかに「接ぎ木」して演奏する手法の 開発
  2. フォトモザイク
    • 複数の小さな写真をたくさん並べて、1 枚の大き な写真を合成する技術の高性能化
  3. スライド評価のウェブサービス化
    • プレゼンテーションスライド の視覚的評価を行うウェブサービスシステムの開発
  4. 類似画像検索の高速化
    • 移動ロボット(ソフトバンク Pepper)の ための自己位置推定処理の改良
  5. 時系列データの可視化・可聴化
    • データに含まれる特徴を捉えや すいよう画像や音に変換するアルゴリズムの開発

共同研究

学科の乾研と CAD 関連について、鈴木研とは株価などの非線形現 象の可視化・可聴化について共同で研究しています。他にも、メディア通信工学科・矢内研とは視覚・ヒューマンインタフェイスに関して、外部企業(RIAT、ユニキャスト)とは画像処理技術の応用(検査機器、移動ロボット)について、立教大学とは考古学関連のテーマにつ いて共同で研究しています。

研究室

2015 年度は大学院生 5 名、4 年生 3 名の合計 8 名(うち女子 2 名) が在籍しています(2016 年度の大学院生は 5 名の予定です)。 研究ゼ ミやコンパなどは乾研・矢内研と合同で行うことがあります。 学生のサポート用に、研究資料・スケジュール等の共有を行う研 究室専用ウィキを運用しています (2015 年末で合計 17000 ページ以 上)。 過去の先輩達の研究資料を簡単に探せるほか、研究日誌をつけ ることで自分の考えがより明確になります。 2016 年度は、次の 2 種類のゼミを実施する予定です。

  1. 研究ゼミ
    • 各自の研究の進行状況について発表します(参加は 毎週、自分の発表は 3 週間ごと)。
  2. ゲームゼミ
    • Mac の開発環境の Objective-C 言語で 2 次元の RPG を作りながら実践的プログラミングを学びます。

何が身につく?

  1. 発表・表現の技術(日本語の能力)
    • 道具としての日本語は、考 える力・人に伝える力の 2 つを大きく左右します。そこで、毎週 のゼミや各種の発表会を通じて、文章作成やプレゼンテーション 能力をゴリゴリ磨きます。英語力もプログラミング能力もその人 の日本語能力を超えることはないので、まず日本語を鍛えます。
  2. プログラミング技術(C 言語, Objective-C 等)
    • ど の テ ー マでもかなりの規模のプログラムの作成が必須なので、1 つ 以上のプログラミング言語に詳しくなります。したがって、将来 SE やプログラマ (ソフトウェア技術者) を目指す人に向いています。開発環境は、MacOS X と iOS です。

大学院進学希望者へ

梅津は大学院生の指導資格をまだ持っていないため、進学時には主指導教員が乾教授に変わります。進学希望者は相談に来てください。

近年の研究室 OB・OG の進路

NEC、キヤノン、日立製作所 ×2、野村総合研究所、コニカミノル タ、サミー、NRI システムテクノ、日立物流ソフトウェア、遠藤シス テム、科学情報システムズ、NEC マイクロシステム、日立ソフトウェ ア、富士ソフト、アクモス ×2、県警察、本学や他大学の大学院など